私の直感は間違っていない

「起業してみない?」

 

7月6日、数秘術のセッションを受けに丸の内に行きました。

もともと数秘術に強い関心があったわけではありませんが、何か変わるきっかけになればと思い申し込みました。数秘術は自分らしい人生を歩んでいくための手がかりとなるもの。自分の生年月日や名前から数字を計算し、その数字が個々の生まれ持った性格や才能などを示してくれます。

私の数字にはどんな意味合いがあるのかなぁとセッションを楽しみにしていましたが、自分の番号を教えてもらった次の言葉がまさかのこの言葉でした。

 

キリマンジャロとの出会い

私の一番の成功体験はアフリカ最高峰のキリマンジャロに登頂したこと。

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別に私のチャレンジはキリマンジャロである必要は全くありませんでした。登山である必要もなくてただ周りをあっと言わせる大きなことを成し遂げたかった。エベレスト登頂でも世界一周するでも、国会議員になるでもほんとよくて。

ただ、ちょうど目にしたのがキリマンジャロツアーであっただけであって本当に何でもよかった。むしろ運動とか苦手だし嫌いだったから。それでも私の直感が教えてくれたんです。ビビッときたって感じでうまく表現できないけど本当に直感でしかなかった。

 

日常から動き出す

大学1年生、当時19歳。

私はいつも通り659分の電車に乗り座席に座ってカバンからケータイを取り出す。そして普段と同じように意味もなくSNSをスクロールしていました。ラインの返信を返して、facebookを開けるいつものルーティン。いつもと同じようにfacebookを開いたら目に止まってしまったんです。「限界突破・キリマンジャロ登頂・初心者歓迎」って。え!?キリマンジャロなんてそんなの絶対私には無理って一瞬思ったけど次の瞬間いけるのかもしれないっていう謎の自信がありました。いまでも本当に不思議ですが、謎の自信の次には必死にお問い合わせフォームを探している自分がいて。もうなんて送ったかなんて覚えてないけど確か書き始めは「初めまして」だったような。キリマンジャロ登山に興味があります。初心者大歓迎と書いてありましたが本当に大丈夫でしょうか?そんな内容を送りました。まだ半信半疑だったけど心の何処かではすごいワクワクしてた気がします。未知の世界への一歩は些細な日常の一コマから始まりました。

なぜ登ろうと思ったのか

自分を変えたかったから。それまで何をやってもうまくいかなかったから何か大きなことを成し遂げて自分に自信をつけたかった。というか「これをやり切った!」って胸張っていえるものが欲しかった。小学校はそろばん(6年間続けたね、それなりに結果もだした)。これはいまでも大きな自信になっているます。座右の銘が継続は力なりになったきっかけです。結果をだしたから自分を認めてあげることができたし、ままにも褒めてもらえた。自分で自分を認めてあげて誰か他者にも褒めてもらったり認めてもらえることが嬉しい、心が満たされている状態かな。結果がでるともっと頑張ろっておもて次へ次へと高みを目指せる(野心)。この時もわかりやすい結果、数字を出したからすんなり自分を認めることができたと想う。やっぱり智子さん(数秘術セッションを行っている起業家)が言うように結果にこだわる人間なのかな。いくら自己分析しても自分のことをこんな風に見たことない。見えてなかったのか、見ないようにしてきたのか、、、。そうわかってきたかも知れない。だって小学校卒業まではけっこう自信みたいなのがあってそろばん得意って胸張って言えた。

中学、高校時代

で、中学と高校は部活づけの毎日。

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本当は小学校からやってた合唱部に入りたかったけど人数少なすぎて×吹奏楽も楽しかったし、自分で選んだけどやっぱりどちらかと言えば合唱が好き。音の調和とか響よりも言葉に重きをおくからね。いつの頃からか、言葉は大切にしてきた気がする(意識せずとも)。中学から6年間吹奏楽を続けたけど開花せず。ちゃんと練習は参加して、自主練もして昼休み返上したり授業中も譜面を読んだりあれもこれもやったけど開花せず。開花してないのは誰に言われたわけでもないけど、そう言う実感がる。先生に褒められたこと一度もない(態度とかではなく技術面で厳しい言葉をいただいたことはたくさん)。あとは後輩に抜かれたことがなんか諦めたと言うか、やる気消失した原因かも。表向きは、後輩の下でもかわらず「頑張ります!」みたいな感じだったけど心のどこかでどうせ私は下手ですよ、後輩にも抜かれるかっこ悪い先輩ですよって冷めた目で見てた。自覚はあんまりないけど高いプライドが傷つけられたのかな。うーん、限界突破とか直感はすごくしっくりするし納得できるけど、プライドが高いかはまだ不明。

 

んで、中高と開花はしなかったけど継続したことは自信になったと言うか自分を認められる部分だった。

高校も大学も第一志望に合格。高校受験はめっちゃ頑張った。今日はキリマンジャロの話しかしてないけど高校受験も大きな成功体験の一つ(やれば自分できるじゃん!)。父の仕事の関係で県外受験しました。中学は徳島にいたけど受験したのは千葉の高校。千葉に祖父母がいたから、千葉の過去問送ってもらったりなんかねものすごく留学したかった。なぜか分からんけど憧れがあって、その憧れの為に一直線って感じでその他のことは全部我慢できた。大好きなディズニーも、大好きなテレビもお買い物もぜーっんぶ我慢できた。キリマンジャロなんかよりも頑張ってたよね。ご飯食べる時もお風呂もトイレもいたる所に暗記カードみたいなのを貼り付けてとにかくやったから、受かる気しかしなかった。ちょっと強がってた部分もあるけどそれくらい勉強してこれ以上無理ってところまで頑張ったから。その代わり、燃え尽き症候群に陥る。

大学受験は高校受験に比べたら全然頑張れなかった。よくわかんないけど、高校受験みたいに大学に対する大きな憧れがなかった。だから合格したのもレベルをワンランク下げての第一志望校。いままではそろばんとか部活とかこれをやってきた、頑張ったって言えるものが明確にあった。それは自分の中で大きくて。大学に入っっても自分に胸張って頑張ったって言えるものが欲しかった。何か大きなことをして、変わりたいなって思ったのさ。人前に出たりとかは中高では全くなく友達も好きないし、誰かと群れるよりは一人の方が好きで、、、。どこか自分に負い目を感じていて変わりたいって思ってた、けどそれはスケールの大きいものがよくてそうじゃないと変われないと思ってた。

大好きな母親の反対に戸惑うも突き進む

そんな矢先たまたま見つけたキリマンジャロツアーに惹かれて参加を決意。

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決め手はスケールの大きさと(そんなのあり得ない!って思いながらも登頂した自分を妄想)、限界突破の4文字。ツアーの告知文とか読むともうまさに私のために作られたプログラムだったの。どこかで疑いの気持ちもあったけど私の直感がピンときてすぐさま説明会にもうしみ。説明会に申し込んだけど、ほとんど参加すること決めてた。説明会には母と行くが反対され、父にも反対されここからのバトルが始まるの。もうほんとに自分でもびっくりだよね。いままで親に逆らうことなかったし、やりたいって言ったことは応援してもらえてたから反対されてショックもあったしたくさんぶつかりました。父親に反対されるのは100歩譲って許せても母にも反対されたことは大きかった。ずーっと味方でいてくれた人が急にいなくなるんだもん。(もちろん意味もなく反対したわけではなくて心配してくれてたのはわかっていたけど)父には勘当とかまで言われたけどそんなの無視したし、見返してやろうってめっちゃ思った。絶対に無理だやめておけとか、足手纏いになるとか言われて火がついた。親と初めてぶつかって散々反対されたけどそれを押し切って参加した手前、登頂できないなんて結果はありえなかった。だから思いつくこと何でもしたし(高酸素トレーニングとか)、装備もケチらずに投資した。上下の下着で2万、靴が45000円、レインウェアが4万とか装備だけで30万くらい使ったと思う。半分はやけくそみたいな感じ。装備のせいで下山なんてそんなのあり得ないからいくらでも惜しみなく投資した。必要なさそうな飲む酸素とかも購入!笑

もうね、登頂するって言う選択肢しかなかったからやるべきことは単純明快でお金を貯めて100万の投資をした。これがすごく大きな成功体験になったし、ターニングポイントっていうのかな自分に語れるものができた。

登頂して見える景色

まあ、登頂しても見える景色とか生活は全く変わらない。他人からの社会的評価も変わらずで、登頂したら見える世界が変わるかもって思って期待してたのとは違いました。なーんにも変わらない。ただね、ああやればできるじゃん自分って思えたことが大きい。未知の世界でも、経験がなくてもやりたいって本気で思ったら行動するし結果もでる。高校受験と一緒で一度狙った獲物は逃がさない精神ですね。登頂したことを話すと自分には無理とか、そんなの体力ないしとかいくらでも言われ流けどそれはやるかやらないかの話でしかないわけで。キリマンジャロは登山初心者でも挑戦できる海外の大きな山(アフリカ最高峰)。

どんなに平凡な人生でも、変えられるし私の場合はそのきっかけがキリマンジャロであったって話。大きな大きな成功体験になる。やるかやらないかの話でしかない。

はじめに書いたように成功体験はキリマンジャロである必要は全くない。毎日本を読むとか、資格を取るとか早起きするとか何でもいいけどやればできって思える成功体験があるかないかは大きい。

 

そしていま、根拠のない自信で起業しようとしている自分がいます。

智子さんに出会って、ああ本当に望んでることってこういうことなんだってわかりました。サポートしてくれる人がいて、自分の時間も自由に使える。

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やるしかないっしょ!ということで私はまた次の頂きを目指し歩いて行きます。